訪れるべき和歌山県

和歌山のワーケーションとは?

関西地方の紀伊半島に位置する和歌山県。古代からつながる歴史・文化・営みから体験する・学ぶコンテンツが豊富にあります。

<和歌山県のワーケーションの魅力1>

太古から現在が繋がっていることを体感できるワーケーション

紀伊半島は険しい山々と大海原が近接しています。プレートが沈み込み、押し上げられ、そこに1500万年前の大噴火で、紀伊半島の大地が作られました。
自然が作り出した大地の歴史を、ゴトビキ岩、古座川の一枚板、串本の橋杭岩などで見ることができます。

今も力強い風景美に息を飲みますが、自然の力に圧倒されたのはもちろん現代人だけではありません。古代から紀伊半島は、人々の信仰を集め、修験者たちが鍛錬を重ねる場でした。1500万年前の大噴火で作られた熊野カルデラと熊野信仰のエリアは完全に一致しており、人々の畏敬の念を集めたのは自然そのものだということを体験できます。

古代から今に繋がっている時間の重みを感じられるコンテンツが豊富にあるのが和歌山県の魅力です。

<和歌山県のワーケーションの魅力2>

性あふれる温泉地で身も心もリフレッシュするワーケーション

和歌山県は日本最古の温泉とされる白浜温泉があります。

飛鳥時代から多くの宮人が訪れたと記録されている崎の湯は、太平洋を間近に望む露天風呂として今も愛されています。
美人の湯の龍神温泉、世界遺産に登録されている湯ノ峰温泉の壺湯の他、椿温泉、勝浦温泉など、個性あふれる温泉地が豊富です。

世界遺産の壺湯で古代から続く歴史に思いを馳せるのもよし、日本のワイキキビーチと言われる白浜リゾートでリフレッシュするもよし。

<和歌山県のワーケーションの魅力3>

紀州商人のスピリットを感じるワーケーション

隆起した険しい山々が覆う紀伊半島は、多くの農作物にとって良い環境とは言えませんでした。その環境を生かしたのが、紀州材・みかん・梅・備長炭などの産業です。

それらの産業が発達したのは江戸時代。太平洋を流れる黒潮が江戸への物流を作り、木材やみかん、梅を運び、和歌山県が栄える基礎となりました。

紀州商人を代表するのは、紀伊国屋文左衛門。和歌山県出身である松下幸之助も紀伊国屋文左衛門のスピリットに影響されたのでしょうか。松下幸之助が寄贈した「紀伊国屋文左衛門之碑」が和歌山県建てられています。

林業や農業を学べるワーケーションコンテンツも数多くあります。

<和歌山県のワーケーションの魅力4>

日本の食文化の祖を感じるワーケーション

熊野信仰や江戸への物流によって様々な人たちが訪れた和歌山の地は、日本の食文化の基本となるものが数多く生まれた地でした。味噌、醤油、わさび、鰹節など和食には欠かせないものが和歌山で生まれています。なぜこの和歌山で和食の基礎となる文化が生まれたのか。その背景には歴史と文化が大きく関係していそうです。

今も続く営みを通して、和食の歴史や文化を考える時間は特別な体験です。

<和歌山県のワーケーションの魅力5>

ITインフラによる産業の変化を感じるワーケーション

船から自動車への物流の変化によって、大きな影響を受けた和歌山県ですが、今ITインフラの整備によって、きっとここからまた新しい歴史が紡がれていきます。長い歴史の中、多くの人々の信仰を集めた自然が、また新しいものを作り出すスピリットが、様々なヒトやコトと結びつき、どのようなものが生まれていくでしょうか。

古代から万人を受け入れてきた熊野の精神が今、ワーケーションと形をかえて動き出します。多くの人に和歌山の新たな時代を作る当事者になっていただけることを願っています。