人材育成の新しいアプローチといわれる越境学習についてその本質に迫り、個としての向き合い方を考えます。(音声 Ver.2/3)
今回も、 『「越境的学習」を組織浸透させる上での課題と道筋』をテーマに、企業組織での越境学習とイノベーション人材育成の 研究第一人者でおられる 法政大学大学院政策創造研究科 石山恒貴(いしやまのぶたか)教授にお話を伺います。
2回目の今回は、
人材育成の新しいアプローチといわれる越境学習についてその本質に迫り、個としての向き合い方を考えます。
企業の外で学ぶことがもたらすのは、個人の心にもたらすホームとアウェイの感情。その行き来が、感じさせる矛盾や不安定さがもたらす新しい刺激。複数のコミュニティとの関係性・弱い紐帯がもたらす可能性について、石山教授にお話を伺いました。
Interview注目のキーパーソンにインタビュー

「越境学習」を組織浸透させる上での課題と道筋
石山 恒貴 氏
法政大学大学院 政策創造研究科 教授
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「越境学習」を組織浸透させる上での課題と道筋
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(前編)2020.12.05
VUCA時代に必要な「自ら問いを立てる」人材をどのように育てるか
経営や人材の在り方には「正解がない」ともいわれる時代。いま求められているのは自ら問いを立てる力であり、その力を養うきっかけになり得るのが越境学習だ。法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科で「越境学習」の第一人者である石山恒貴氏は「対話的自己(多元的自己)こそが、VUCA時代を柔軟に突き進む原動力になる」と唱える
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(後編)2020.12.11
パーパスの明確化が共感を生み、共感を先にある個の変化が組織を変える
VUCA時代に必須な「自ら問いを立てる力」は越境学習によって養われる。そう唱える法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科、「越境学習」第一人者の石山恒貴氏は、会社組織が越境学習を取り入れる際に勘所として「弱い紐帯」「チャラチャラした人物」「伴走者」「コーディネーター」というキーワードを挙げた。前編に続き、越境学習が会社組織にもたらす「変化」と、どのように取り組むべきかに迫る
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1回目のエピソードでは、社会が組織・個人の「越境を」求めるワケ。正解のない時代、曖昧さの中で、問われる組織・個人の価値観についてです。 不確定な時代・正解のない社会が、組織・個人に問うものとは。「どうありたいか」「どうあるべきか」組織の文化と個人の価値観の関係性を紐解きながら、VUCA時代における組織の運営で求められる考え方について、石山教授にお話を伺いました。
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2回目の今回は、人材育成の新しいアプローチといわれる越境学習についてその本質に迫り、個としての向き合い方を考えます。企業の外で学ぶことがもたらすのは、個人の心にもたらすホームとアウェイの感情。その行き来が、感じさせる矛盾や不安定さがもたらす新しい刺激。複数のコミュニティとの関係性・弱い紐帯がもたらす可能性について、石山教授にお話を伺いました。
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3回目のエピソードでは、越境学習が組織にもたらす変化。障壁を乗り越えるための問いのデザインについて。既存事業を深堀りすることと、新しい情報を外から取り入れる、両利きの経営の中で起こりがちなのは、探索する人たちの迫害。この壁を乗り越えるために、経営マネジメント層に求められる姿勢とは。越境学習という環境を作り上げる上での「問い」のデザイン・伴奏の大切さについて、石山教授にお話を伺いました。
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