第二回 パチッっと繋がる音がする、越境の入り口へ。(ことこらぼ実施レポート_Session1)

越境学習には「伴走者」が必要。そうおっしゃったのは、法政大学大学院 教授 石山恒貴さんです。「ことこらぼ」では、企業側・地域側に伴走者(サポーター)を設定。いよいよ、ローカルイノベーターと協働により地域課題を解決を目指す、4ヶ月間のプロジェクト型越境学習「ことこらぼ」が本格的にスタートしました。

6月3日、ことこらぼのSession1を開催しました。参加者、地域実践家、サポーターの全員が初めて一堂に会し、地域側への理解を深めました。懇親会まで含め、全8時間という長丁場にも関わらず、心地よい疲れと高揚感に包まれて終了しました。

オンラインセッションの様子
オンラインセッションの様子。企業側、地域側含めて総勢20名が一同に会しました。

午前中は石山教授の動画を見て越境学習とは何かを復習し、自分を知るTAS診断を行って、越境する際の心構えを整えました。
そして午後からはいよいよ、地域の実践者の話を聞く時間。まずは田辺市たなべ営業室の鍋屋さんから、舞台である田辺市全体での状況や取り組みをレクチャー。続いて、今回一緒に活動を行うローカルイノベーターのお2人、堀忠商店の堀さんと株式会社濱田の濱田さんから、実際に取り組んでいる事業について、当事者ならではの深い視点でお話しいただきました。

質問タイムは想像以上の活気。
「元気にしたい”一般酒販店”とは、どのような店舗なのか?」
「なぜ、リキュールづくりが担い手不足などの地域課題解決につながるのか?」
などなど、実践者のビジネスを理解しようと時間の限り、質問を投げかける受講生からは、ことこらぼの事業で何か掴みたい、という気持ちや、地域の実践者に役に立ちたいという気合が伝わってきます。

夜はオンライン懇親会。 田辺の実践者のお二人が作った日本酒や梅酒などをはじめとした「田辺を感じる梅・熊野米製品」が事前に届けられました。みなで同じものを味わいながら、オンラインでお話しする時間は、全員の顔を見ながら、またグループでしっかりとお話しできる、オンラインならではの良さを感じられる時間でもありました。

田辺の梅と日本酒
プロジェクトで扱う日本酒”交”と、梅製品

「おいしい!」「お米の味がする!」「意外な組み合わせなのに合う!」と会話も自然と盛り上がります。
パチっと音を立てながら、受講者のみなさんと地域の実践家がつながっていくのを感じます。

「遠くにいるのに熱が伝わってくる」
受講者のコメントどおり、地域の実践者の熱や温かさを感じた1日でした。

次回に向けて「自分に何ができるのか」という関わりしろを考える課題が出されました。
相手を深く知る活動の中で、自分自身を新しい価値観で見つめなおすことは越境学習で得られるる学びのひとつです。

いよいよSession2からはチームでの活動が開始。次回はどんな音をたててつながるでしょうか。


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