Theme1地域のスポーツ人口を増やす
仕組みを構築する

自社課題
地域のスポーツ振興と自社売上を両立する事業の推進
子どものスポーツ人口の減少に伴う自社の売上減少が予想。店舗内にコミュニティスペースをつくり、4~8歳の子どもを対象とした体操教室を開催し、子どもの体力向上に努めているが、本業の売上には至っていない。子どもだけではなく同伴の保護者へのアプローチや高齢者を対象とした健康体操教室などを含む自社売り上げに直結する取組みを模索していきたい。
地域課題
クラブ活動減退・スポーツ時間減少による子どもの体力低下
田辺市の年少人口は40年前の半分に減少。またクラブ活動の衰退やスマホ、YouTubeなどの時間が増え、スポーツをする機会も減少し、体力の低下につながっている。小学5年生の体力テスト合計点は調査以来最低を記録。一方、老年人口は2倍に増加している。

地域実践家
有限会社 ツボ井 坪井 直子さん
創業1916年。100年以上の歴史を持つ地域の老舗スポーツ用品店を営む。横浜の大学卒業後、東京で就職。2011年田辺にUターンし、現在に至る。たなべ未来創造塾の4期生として、スポーツを通じて地域課題を解決していくべく、ビジネスプランを立案。